【新形式】オナーリーグの戦い方
今回(11月22日)のアップデートでオナーリーグのBAN/PICK形式が変わったのでそれを踏まえた戦い方の考察をしてみます。
画像出典:PLUG : King's Raid Official Cafe-jp : official community
4人 対 4人での戦いだというところは今までと変わりありません。
一番大きな変更は、予めお互いに5人選出し、最後に「相手が選んだ5人の中から1人をBANする」という方式です。
正解は無いと思いますが、一例として戦い方を書いてみます。
【セオリー1】最初のBANは「自分が持っていないPVP定番英雄」を優先
これは今までのオナーリーグでも多くの方がそうしていたと思いますが、「自分が持っていない」かつ「戦いたくない」英雄を最初にBANするという考え方です。
自分の手持ちにいる英雄であれば、自分がPICKすることで自動的に相手は使用できないという事であり、逆に言うと自分がBANすると自分も使えないという事になります。
それを考慮すると、最初のBANでは(特に具体的な戦略がない限り)自分が持っていない英雄を優先してBAN。次点で、自分も持っているが絶対に使わない英雄をBANするというのが「無難」な選択肢となります。
従来のオナーリーグでは、2キャラ分のBANを最初に行うため、相手が予想外のキャラをPICKしてきたとしてもそれに対抗できるキャラをPICKする事でしか対応できませんでした。
しかし今後は相手の選んだキャラを見た上で1人だけはBANできるため、「予想外のキャラPICK」は1人までであれば許容されることになります。
「もし育成済みであれば厄介だが、育成済みでない可能性も高い」というようなマイナーキャラはラストBANの方で対応し、最初のBANでは「定番」のPVP向き英雄をBANするのがセオリーになると言えるでしょう。
【セオリー2】相手のラストBANを想定した編成を考える
5人PICKして1人がBANされるという事は、5人の中にタンク役が1人しかいなければそのタンクをBANされるリスクがあり、DDが1人しかいないならDDがBAN、ヒーラーが1人しかいないならヒーラーがBANされる…というようなリスクがあります。
タンク抜き編成で敵の攻撃が直接飛んできたり、ヒーラー抜き編成で回復ができずジリ貧になったり、DD抜き構成で敵を倒しきれないというようなシチュエーションが懸念されます。
そうした状況を防ぐ方法はいくつかあるはずですが、パッと思いつく方法としては、
[1] 1人で2役以上をこなせる英雄を編成する
ex: 純正タンクではないがタンクとしても機能する前衛DDキャラを入れるなど
[2] 「欠けても良い役割」を想定した上で、それをカバーできる戦略を立てる
ex: 霊魂の指輪を装備した上で速攻で決める編成にし、ヒーラーBANを許容する
[3] BANされやすい英雄と、同じ役割の英雄をPICKしておく
ex: タンク1,DD2,ヒーラー2でPICKする場合、BANされやすいと思われるユノやレピィをヒーラー枠に入れておくなど
また、DDに関してもアサシンはどちらかというと物理攻撃に強い事が多く、ウィザードはどちらかというと魔法攻撃に対して耐性があると言えます。
(一部、魔法攻撃に強いアサシンとしてフルスなど例外もいます)
そのためPICK途中で相手が物理攻撃主体だと判断出来た場合は物理耐久を盛ったアサシンDDを優先して入れてみたり、魔法攻撃主体だと判断できたらウィザードを優先して起用することである程度耐久がしやすくなると考えられます。
【現時点の所感】
実際にやってみるとここまで深く考えずに厄介そうなキャラをBANするだけのプレイヤーも多く、低ランク帯では比較的平和な4対4の対戦が行われています。
しかし油断していると、DDをBANしたはずなのに意外なキャラが高火力仕様にされていて驚かされるような事もあります。
まだ手持ちが少ないプレイヤーから見ると、今までに比べて戦略の巧拙で格上にも勝てる可能性が出てきたと言えるでしょう。
(ただやはり、今までよりもBAN/PICKに長く時間がかかるようになってしまったのも事実ですね…)