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【8-26限定ドロップ】溶岩装備は「入手方法&難易度を考慮すると必要ない」という解説

装備解説シリーズ、前回のカオスビースト装備に続いて今回は「溶岩装備」について解説してみたいと思います。

【目次】

装備にはセット効果がある

・溶岩装備の入手方法

8-26周回がいかに泥沼なのかという解説

溶岩装備入手の対価は?

溶岩装備を使いこなせるキャラは?

2種類混合は愚の骨頂

溶岩装備を使っても良いケース

溶岩のイヤリング

溶岩のイヤリング

 【装備にはセット効果がある】

溶岩装備の取得を検討している段階のプレイヤーなら、各レジェンド装備には「セット効果」がある事はもうご存知かと思われます。

セット効果とは、同じシリーズの武器・防具を2つ以上装備した時、4つ装備した時に効果が得られる追加効果です。

具体的には、2019年1月時点で下記のレジェンド装備が存在します。(エンシェント装備などもありますが割愛します)

・赤装備…クリティカル率(2セット100+4セット130)

・青装備…最大HP(2セット10%+4セット13%)

・緑装備…クリティカル耐性(2セット100+4セット130)

・黒装備…攻撃時MP回復量(2セット200+セット260)

・溶岩装備…クリティカルダメージ量(2セット20%+4セット26%)

・伝説装備…状態異常命中率(2セット100+4セット130)

 

この中で、「クリティカルダメージ量」を上昇させられる「溶岩装備」が今回のテーマです。

(クリティカルダメージ量の重要性については下記の記事参照です。)

www.kingsraid-note.work

 

【溶岩装備の入手方法】

溶岩装備はドラゴンレイドでは入手することができず、現時点での入手方法は下記の通りです。

[1]8-26ステージHARDかHELLでの「パーティプレイ(マルチプレイ)」での確率ドロップ

[2]鍛冶屋ショップからの購入

[3]レジェンド装備チケット使用での入手

[4]特別召喚からの入手(ランダム)

[5]宝物庫(宝庫ではない)でのドロップ

[6]メイの総合ショップでの購入(ランダム)

 

 

良いopの装備を手に入れるだけなら、2op選択可能なレジェンド装備チケットをコツコツ入手していけばOKです。
しかし5凸まで覚醒させるための素材を貯めるには到底それだけでは足りず、鍛冶屋ショップで購入するというのも割高なので8-26周回という泥沼作業が待っています。

 

【8-26周回がいかに泥沼なのかという解説】

8-26の周回は通常ソロプレイでクリアしても溶岩装備のドロップはしない仕様になっており、またマルチプレイで行こうにも「1人1キャラしか出せない」ため最低3人、できれば4人が集まらなければクリアが非常に困難です。

野良でパーティメンバーを集めると、誰かが抜けた時にすぐ周回がストップしてしまうため、意思疎通が可能なメンバーを集めることも必須です。

 

もし4人集めて周回できてもドロップ率はそこまで高くなく、「2時間回し続けて1〜2個しかでない」とも言われています。

もちろん周回速度にもよりますが、ドラゴン系のレジェンド装備のようにポンポン入手できるものではなく、運良くドロップしても求めているDDの装備であるとは限りません。

ウィザード用の溶岩装備なのに鎧や盾が落ちても使用できませんし、DD向けの装備なのにネックレスや指輪が落ちても本末転倒です。もちろん「武器」が落ちてもまず活用は難しいでしょう。

 

同じ時間を使うのであれば、ドラゴンレイドを周回した方が10倍くらいのスピードで装備が集まりますし、単純に考えて良いopの装備がドロップする頻度も10倍くらい変わってくるため時間効率が段違いです。

 

それでいて、スタミナは1周あたり96も消費することになります。(なおドラゴンレイドなら一周64スタミナです。)

 

さらに言うと章クエストのパーティプレイにはバグも多いようで、「負けていないのになぜか全滅扱いになった」「逆に全滅したのに勝ったことになった」などの謎バグも多々発生します。

 

【溶岩装備入手の対価は?】

「そこまで苦労しなければ入手できないなら、きっと強い装備なのでは?」

そう思って溶岩装備に憧れを持つ方は多いようです。

 

しかし残念ながら、溶岩装備は決して他のレジェンド装備より特別というわけではありません。

 

もし4セット溶岩装備を用意できたとしても、そもそもクリティカル率が足りていなければクリティカルは発生させられません。

4セット溶岩装備を用意できたとしても、MPが十分になければスキル使用に支障が出てしまいます。

 

一部、「クリティカル確定」などの特性を持っているキャラもいますし、超越特性だけで十分なクリティカル率を確保できるキャラもいますが、そうでない大半のDDにはクリティカル率のopも必要です。

 

「溶岩装備をつけてopでクリティカル率確保…。あれ?それって赤装備にしてクリダメ多めにしたら結果は同じじゃない?」

 

そうです…。そういうことなのです。

クリティカル率のopを付けるなら、そもそも溶岩ではなく赤ドラ装備で良いのです。

 

攻撃時MPに関しても同じで、溶岩装備に攻撃時MPを付けるくらいなら黒ドラ装備にクリダメを付ければ済む話なのです。

 

【溶岩装備を使いこなせるキャラは?】

溶岩装備の話題を出す時に名前が挙がるのが「クリティカル確定」系の特性を持つキャラです。

 

具体的には「オペリア」「セリア」「リリア」です。

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ではこの3人に関して溶岩装備が必要かどうかを考えてみると、オペリアについては「活躍させる場所がPVPならアリ」と言えます。

S3闇のクリティカル確定を取る前提で、MP獲得方法を「秒間MP回復+マナの祝福」で賄うのであれば赤装備・黒装備を使う必要性が薄くなるため、溶岩装備は選択肢に入るでしょう。

しかしPVEで考える場合、S3闇を取らずにS3光でダメージ量を伸ばし、クリティカル率もそこそこ必要になる運用も多いようです。その場合、赤ドラ装備でも良いという事になります。

 

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次にセリアですが、こちらもPVPで活躍させたいなら溶岩装備が選択肢に入るでしょう。

T5闇に「自分のすべての攻撃が必ずクリティカルヒットになる代わりに、すべてのブロックが不可能になり、被ダメージが25%増加します」という効果があり、これを選ぶ前提です。

PVEで運用する場合(特にWBに出す場合)は、最終型はカオスビースト装備一択なので溶岩装備の出る幕は残念ながらありません。

(セリアの場合は特に、被ダメ上昇を補うためにカオスビースト装備の必要性は非常に高いと言えます。)

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カオスビースト装備入手までの「つなぎ」としてなら考えられますが、つなぎのために8-26を周回するほどのメリットは薄いのでそれなら黒ドラ装備を集めたほうが賢明です。

 

リリアについては、「攻撃時MP回復」のopが無効であるため黒ドラ装備を基本的に使いません。そのため溶岩装備を持たせようと考えるプレイヤーもいらっしゃるようです。

しかしクリティカル率は必要なキャラなので、基本的には赤ドラ装備でOKという事になります。

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【2種類混合は愚の骨頂】

たまに、溶岩装備を集めている途中で「溶岩と赤ドラ2つずつ」「溶岩と黒ドラ2つずつ」というような装備を付けている方がいらっしゃいますが、これは非常にもったいない組み合わせです。

 

なぜなら「2セット効果×2種類よりも、4セット効果×1種類の方が上昇するステータスの総量が大きい」ためです。

 

溶岩装備を付けるにしても4セットにすれば46%ですが、2セットだと半分の23%ではなく、20%です。

赤ドラ装備にしても4セットならクリ率23%ですが、2セットだと10%しか上昇しない事になります。

 

カオスビースト装備のように装備opで代替できない効果が得られる場合は2種混合も考えられますが、opで代替できるクリティカルダメージ量のセット効果を得るために2種混合にするのは効率が良いとは言えません。

 

【溶岩装備を使っても良いケース】

かなりボロクソに書いてしまいましたが、別に溶岩装備に何か恨みがあるわけではありません。

仕様と入手難易度を考慮すると、そう書かざるを得ないというのが現状なのです。

 

もちろん、

「たまたま凄く良いopの装備が手に入り、それが溶岩装備だった」

という事であれば使ってみる選択肢もあります。

(極端な話、クリダメ×4箇所の溶岩イヤリングが手に入ったら使ってみたいという気はします。)

 

しかし現時点で溶岩装備を持っていない方が取得のためにわざわざ8-26を周回するのは
賢明な選択肢であるとは言えません。

 

本記事の結論として、溶岩装備は「中途半端になるならオススメしない」という事をお伝えしたいと思います。

中途半端に溶岩装備を揃えて使うくらいなら、赤ドラや黒ドラをしっかり周回して厳選・覚醒を徹底させる方がまず間違いなく強くなれます。